自走式駐車場の特徴を説明します

一口に駐車場といっても多くの駐車場がありますが、大別すると平面駐車場と立体駐車場に分けられます。一般的に郡部では平面駐車場が多く、都市部に向かうにつれ土地の有効活用の観点から立体駐車場が増えていく傾向にあると思われます。自走式駐車場は立体型駐車場に特有な形式であり、複数階が斜路によってつながったものを言いますが、大規模で特例が設けられているものを除き平均で1790mmの高さ制限が設けられています。自走式駐車場の種類ですが、大きく分けて3種類あると思います。

2階建ての駐車場、鋼材で組立られている一般的によく見られるタイプのもので平地駐車場の2倍の台数を駐車できます。また大型ショッピングセンターには複数階を備えた自走式駐車場を備えていることがよくあります。郊外型のショッピングセンターでは多くのお客様を迎えるためにも7~8階クラスの駐一車場を備えることも珍しくありません。地下駐車場を設けているケースもありますが、ホテルの地下駐車場をイメージするとわかりやすいと思います。

ショッピングセンターのような階数の多い自走式駐車場はホテルに設置した場合は外観を損ねる可能性があり、トータルイメージを重んじるホテル業界にはあまり馴染まないといえます。また監視カメラ等のセキュリティが充実しており、高級車を乗り入れする際等も安心して利用できるという利点があるといえます。業界・業種別にも自走式駐車場は使い分けられていると考えられ、建物の建築用途に合わせて、詳細なマーケティングを行い事業展開に合わせた形で駐車場プランを計画していくことが要求されます。

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